【就活がうまくいかない人必見】就活でTOEICスコアをアピールする方法

就活中の学生
・TOEICって就職で役に立つの?
・どうやったらアピールに繋げられる?

 

今回は、こんな疑問にお答えする記事になっています。

 

私は会社のリクルーター活動にも関わっていますが、このような学生さんのお悩みを聞く機会が結構あります。

 

私自身は生粋の凡人陰キャ人間ですが、学生時代に必死に英語を勉強しTOEIC860点を取得しました。

そんな私の経験も含め、今もし就活するのであればTOEICスコアをどうアピールするか、社会人目線(採用目線)でお伝えしたいと思います。

 

・TOEICスコア目標(目安)
面接でのTOEICのアピール方法
読み終えて頂ければ、面接時に有効なTOEICアピール方法を学ぶことが出来ますので、是非最後までお読みください。

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株式会社は資本を集め、それを元手に事業を行うことで利益を得ています。

 

利益を上げるには、企業の抱える課題の解決、新たな付加価値を創造することが求められます。

 

新卒採用は、まだ社会での実務経歴のない学生をポテンシャル採用することですから、面接を通じ、
課題解決力創造性を持っていると強く感じさせる学生が内定を貰えるのは必然と言えます。

 

それを踏まえるとTOEICの優先順位は最上位には来ませんが、話し方次第では有効な武器になり得ます。

 

企業のTOEICスコア参考状況

以下のとおり約7割の企業が採用時にTOEICスコアを参考にしていることが分かります。

 

そして、これらの企業があなたに求めていることは、英語というコミュニケーションツールを使って、グローバルな舞台で課題解決や創造性を発揮して会社へ貢献して欲しい。
端的に言えばこれに尽きると思います。
ですから、英語を習得することを「目的」とするのではなく「手段」と捉えているかが非常に重要であり、
TOEICスコアをアピールするのであれば、その視点は外せません。

TOEICスコアはどれくらいを目指すべきか

語学力をアピール材料とするうえで、TOEICスコアは何点目指せばいいかという目安が欲しいですよね。

以下は企業が国際業務遂行に必要と考える期待スコアです。これによると目安は750点程度ということになります。

 

(引用元:「上場企業における英語活用実態調査2013年」報告書

更にこちらの図では、ビジネスマンのTOEICスコアと実際に使える英語スキルの分布をまとめています。

(引用元:英語活用実態調査2019(企業・団体)

 

この図によれば、海外赴任ができる、通訳なしで1人で海外出張へ行けるレベルはTOEIC800点以上の層ということになります。

以上から、TOEICスコアをアピールできる基準は800点を目安にするといいでしょう。

別記事でTOEIC800点を目指すべき理由を解説していますので、こちらもぜひご参照ください。

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面接でのTOEICアピール方法

それではTOEICスコアを800点以上取った前提で、実際に面接でどのようにアピールするかを説明していきます。

 

TOEICスコアそのものを前面に出す言い方はしない

TOEICスコア自体は面接前の事前情報として面接官も把握しているはずですので、敢えてそれを自分から話すと、
それしかないの?ハイスコアを取ることが目的?語学はコミュニケーションツールであって、それをどう活かすかという視点は持っていますか?
という疑念を持たれかねないからです。

 

1でお伝えしたとおり、企業が面接で見極めたいのは、課題解決する力があるか、付加価値を生み出す創造性があるかという点ですので、その文脈に乗せてアピールしましょう。

課題解決ストーリー型で話す

今までの話を受けて、TOEIC(英語)の話を振られた場合、あるいはガクチカで英語の勉強に力を入れてきたという話をするのであれば、
以下のステップでやってきたことを整理し、話すといいでしょう。

目的:なぜTOEIC(英語)の勉強に取り組もうと思ったのか

目標設定:スコア(語学レベル)はどれくらいを目指そうと考えた?

現状解析:最初はどんな状態だった?何が不足していた?

対策立案:目標達成に向け、スコアアップの為にやったことは?

課題分析:上手く出来たこと、出来なかったこと、挽回策は?(特に失敗をどう分析し成功に結び付けたか)

結果:スコア(語学レベル)は目標達成できた等

目的・プロセスをしっかり伝えることで課題分析力や、目標に向けてやり遂げる力をアピールすることが肝要です。
また、スコアを上げるだけでなく、英語をしっかりとツールとして捉えて、英語を使って何か活動系に落とし込んだ事例があれば尚よいでしょう。

まとめ

最後に本記事のまとめです。

 

・企業が学生に求めるものは課題解決力付加価値創造力

・英語出来る、ではなく英語出来るが重要
・TOEIC目標スコア目安は800点以上
・TOEICアピール時は課題解決ストーリー型で話す

 

私が就職活動をしていた時代に比べ、現在の学生さんはTOEICスコアという点ではハイスコアをお持ちの方が多い印象です。

 

ただし、大切なのは英語というツールを使って、企業へ貢献できる人材であることをアピールすることですので、
その視点を外さず語学勉強や就活に励んで頂ければと思います。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

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