TOEIC800点を取るための勉強法 3つ(Part7編)

ミヤマス
本記事ではTOEIC800点を取るためのPart7勉強法を3つに厳選し、解説します。
Part7概要
長文読解問題。全54問。
・シングルパッセージ29問(10文書)
・ダブルパッセージ10問(2文書×2)
・トリプルパッセージ15問(3文書×3)

 

文章の難易度は高くないものの、限られた時間で54問解く必要があるため、正確に速く読む力が試される。
また、Part5/6をいかに早く終わらせ、Part7に取り掛かれるかがカギとなる。
目標

 

【取るべき勉強法】
具体的には以下の3つです。
①精読/音読の徹底
②リーズニングを行う
③解く順序を工夫する
Part7に小手先のテクニックは通用しません。
上記対策を愚直に実施することでPart7を確実に攻略しましょう。
ただしこれらの対策は基本英文法を理解している前提で進めますので、
基本英文法に自信が無い人は、こちらの記事を参考にして勉強することから始めてみてください。
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それでは1つずつ内容を説明していきます。

①精読/音読/速黙読の徹底

TOEIC800点を取るためのPart7勉強法1つ目は、精読/音読/速黙読の徹底です。

 

冒頭でPart7は正確に速く読む必要があるとお伝えしましたが、正確さを上げるために精読は欠かせません。
時間制限があるので速さに意識が行きがちですが、速く読んで英文を理解出来なかったら意味がありませんので、
精読→音読→速黙読の順でトレーニングをしましょう。

 

精読の方法
まずは手持ちのTOEIC問題集でも模試でも構いませんので、英文を黙読し、
知らない単語や文構造が理解できない箇所をチェックしましょう。
チェックした箇所の日本語訳を確認、文法事項のチェックが必要であれば参考書等で調べましょう。
一通り理解できたら再度英文を黙読し、自分の英文解釈と日本語訳が一致しているかを確認します。

 

音読の方法
既にこの段階では精読が終わっており、英文の意味も頭に入っている段階ですので、
単語や英文表現を定着させるために音読を行います。
音声を聴き、英語の意味もしっかり理解しつつ、発音とイントネーションが正確に再現出来るようになるまでやりましょう。

 

速黙読
精読→音読まで実施し、英文の単語/文法/発音すべて定着出来ている段階ですので、最後の仕上げに速黙読をします。
速黙読は文字通り速く黙読することです。
TOEICリーディングパートを全て解き終わる読解スピードの目安が150語/分と言われていますので、このレベルを目指しましょう。
やり方は面倒ですが、読んでいる文章の単語数を数えて、
150語/分で読むための目標時間を設定しタイムアタックをします。
私が推奨している模試については、問題ごとの速黙読目標時間を今後アップして行きたいと思います。
タイムアタックがクリア出来たら完了です。

②リーズニングを行う

TOEIC800点を取るためのPart7勉強法2つ目は、リーズニングです。
リーズニングという用語は、初めて聞く方も多いかもしれません。
リーズニングとは問題を解く際に、選択肢が正解の理由、不正解の理由の根拠を示すことです。
みなさん普段の勉強方法を振り返ってほしいのですが、
4択問題を正解できた場合、不正解の3つの選択肢がなぜ不正解かを案外見ていないのではないでしょうか?
Part7では選択肢の正解/不正解の根拠が分からないと解けないNOT問題もり、
これらはなんとなく問題を数多くこなしていても、対応力は付きません。

 

ミヤマス
その力の養成にうってつけなのがリーズニングというわけです。

 

 

それではさっそくリーズニングの実践方法をご説明します。

 

リーズニング実践方法
まずは手持ちのTOEIC問題集でも模試でも構いませんので、
問題を解く際に選択肢がなぜ正解か/不正解かの根拠を自分の頭で考えてください。
この選択肢はこの文章のパラグラフ2で言及されているから正解、
次の選択肢は本文で言及されていないから不正解といった形で判断理由を書き出します。
ここまで出来たら解説を見て自分の仮説が正しいか確認を行います。
はっきり言ってこの過程は地味で大変です。
ですが、小手先ではない本物の力が付くことは間違いないです。
そして、リーズニングの数をこなすことによりハイスピードで選択肢を見切る力がついていることでしょう。

③解く順序を工夫する

TOEIC800点を取るためのPart7勉強法3つ目は、Part7問題を解く順序を工夫することです。
みなさんPart7を解いていく際、頭から解いていき最後時間切れになり、後半のマルチパッセージ問題を塗り絵して終了していませんか?
Part7を何回か解いたことがある方は体感的に理解されているかと思いますが、
マルチパッセージ問題は文章を複数読む必要はあるものの、1つ1つの文章/選択肢はそれほど難しいものではありません。
むしろシングルパッセージ後半の長文の方が難解な問題が多い傾向にありますので、
始めにマルチパッセージ(176問~200問)を解き、次にシングルパッセージの先頭へ戻って解く、
という解答方法もおすすめです。
人によって得意不得意はありますから、必ずこの順序で解いて欲しいというわけではないので、
上記を参考に、自分に合った解く順序を試行錯誤してみましょう。
TOEICのリーディングスコアが低いと悩まれている方には、試す価値のある方法です。

まとめ

最後に本記事のまとめになります。

TOEIC800点を取るための勉強法3つ(Part7編)

①精読/音読の徹底
②リーズニングを行う
③解く順序を工夫する

Part7は限られた時間で54問を解いていくパートで時間不足に悩まれている方も多いと思いますが、
TOEIC800点を目指すうえでのPart7目標は約75%の正解です。つまり全部解き切れなくても大丈夫なのです。
ですから今回ご紹介した勉強法をぜひ実践して頂き、解ける問題を正確に速く解く、
最後数問は塗り絵でも構わないという気持ちで望みましょう!
本記事がみなさんのご参考になれば幸いです。
リーディングパートの別記事はこちら↓
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